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巨人伝説の英雄、長嶋茂雄さんの告別式|盟友王貞治さんの弔辞に涙

2025-06-08
巨人伝説の英雄、長嶋茂雄さんの告別式|盟友王貞治さんの弔辞に涙
デイリースポーツ

肺炎のため3日に89歳で逝去された元巨人監督、長嶋茂雄さんの通夜と告別式が、東京都の桐ケ谷斎場で執り行われました。親族のみの厳粛な儀式でしたが、盟友の王貞治さん、中畑清さん、松井秀喜さんをはじめ、巨人軍関係者多くが長嶋さんの魂を慰れました。

告別式では、王貞治さんが弔辞を読み上げ、長嶋さんとの深い絆と恩情に満ちた思い出を語りました。王さんの弔辞は、長嶋さんの野球人生における功績を称えるだけでなく、人間としての魅力を引き出すものであり、参列者一同を涙の渦に巻き込みました。

「大恩人である長嶋さんとの出会いは、私の人生を大きく変えました。言葉では言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。」王さんは、静かな声でそう語り始め、長嶋さんと共に過ごした数々の苦難と栄光の瞬間を振り返りました。特に、王さんが巨人に移籍した際の長嶋さんの温かいサポートと、共にチームをV球団に導いた日々を強調し、その胸の内を打ち明けました。

また、中畑清さん、松井秀喜さんもそれぞれ弔辞を読み上げ、長嶋監督の下で学んだこと、そして長嶋監督から受け継いだ精神を語りました。それぞれの弔辞は、長嶋監督の指導力、人間性、そして野球への情熱を浮き彫りにしました。

喪主を務めた長女の三奈さんは、喪主挨拶で、長嶋さんの最期の様子と、それまでの感謝の気持ちを伝えました。「お父様は、最後まで野球を愛し、私たち家族を大切にしてくれました。本当にありがとうございました。」三奈さんの言葉は、参列者の胸に深く響き渡りました。

長嶋茂雄監督は、日本のプロ野球界を代表する存在であり、数々の伝説を生み出しました。監督としての実績はもちろんのこと、そのカリスマ性と人間性は、多くの人々に影響を与えました。長嶋監督の死は、日本の野球界にとって、そして多くのファンにとって、大きな損失です。

告別式では、長嶋さんの遺体が厳粛な雰囲気の中、天へと旅立ちました。長嶋茂雄監督の冥福を心よりお祈りいたします。

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