「まるで動物」トランプ大統領の発言に波紋！ロサンゼルス抗議デモ、連邦政府の介入を批判する声も
2025-06-11
テレ朝news
ロサンゼルスで5日目を迎えた抗議デモに対し、トランプ大統領が「彼らは動物だ」と発言し、大きな議論を呼んでいます。デモは、トランプ政権の移民取り締まりに対する抗議活動として始まったものの、一部で破壊行為や略奪が発生。地元住民からは連邦政府の介入を批判する声も上がっています。
ロサンゼルス市は、中心部での混乱を収めるため、緊急事態宣言と夜間外出禁止令を発令しました。カレン・バス市長は、「中心部での破壊と略奪行為を防ぐため、やむを得ない措置だ」と説明しています。
海兵隊の派兵は異例？
今回のデモには、異例にも海兵隊が派遣されています。トランプ政権は、治安維持のためとしていますが、専門家からは「デモ隊に対する武力行使を正当化するためのパフォーマンスではないか」という指摘も出ています。
住民の声
デモ現場では、様々な意見が聞かれました。「あおっているのは連邦政府だ」「トランプ大統領は分断を煽っている」といった批判的な声に加え、「平和的なデモは許されるべきだ」という支持の声も存在します。
今後の展開
今回の抗議デモは、アメリカ社会における人種差別や格差の問題を浮き彫りにしました。トランプ大統領の発言や連邦政府の介入は、さらなる混乱を招く可能性も指摘されており、今後の展開が注目されます。
専門家は、今回の事件を「アメリカ社会の深い溝」と表現し、解決のためには、政府と市民社会が対話を通じて共通の理解を深める必要があると指摘しています。
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