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人気漫画「ONE PIECE」のカードを含む、トレーディングカード約15万枚が盗難被害に遭った事件で、警視庁捜査3課は建造物侵入と窃盗の疑いで、3名の男を逮捕しました。被害総額はなんと7000万円に上ります。

逮捕されたのは以下の3名です。

• 中埜良（なかの りょう）容疑者（49歳）：住所不定、自称会社員
• 吉原裕太（よしのら ゆうた）容疑者（41歳）：江東区北砂、職業不詳
• 第三の男：身元確認中

事件の概要

3名は、2023年9月23日午前3時頃、東京都千代田区のトレーディングカード買取店と事務所に侵入し、現金とトレーディングカードを盗んだ疑いが持たれています。盗まれたカードには、「ONE PIECE」をはじめとする人気作品のカードが含まれており、その数は約15万枚にのぼります。盗まれた現金の総額は明らかにされていませんが、カードの価値を含めると、被害総額は7000万円に達するとみられています。

容疑者たちの供述

現在、3名全員「身に覚えがない」と容疑を否認しています。警視庁は、3人の男がどのようにして侵入経路を確保したのか、また、盗んだカードをどのように処分しようとしていたのかなど、詳細な捜査を進めています。

トレーディングカード市場への影響

今回の事件は、トレーディングカード市場に大きな衝撃を与えています。高額なカードが盗まれることは、市場の信頼を損なうだけでなく、盗品が流通するリスクを高めることにも繋がります。今回の事件を受け、トレーディングカード店や買取店では、防犯対策を強化する動きが広がると予想されます。

今後の捜査

警視庁は、3名から事情聴取を行い、事件の全容解明を目指しています。また、盗まれたカードの回収にも全力を挙げて取り組んでいます。今回の事件が、トレーディングカード業界全体にとって、防犯意識の向上と対策強化のきっかけとなることを期待します。