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新潟市が実現!地元米からできた指定ごみ袋の取り組みに小学生も参加 - 未来へ繋ぐサステナブルなゴミ処理

2025-05-19
新潟市が実現!地元米からできた指定ごみ袋の取り組みに小学生も参加 - 未来へ繋ぐサステナブルなゴミ処理
毎日新聞

全国初となる、地元で栽培されたお米を原料とした「指定ごみ袋」を導入している新潟市。この度、来年度のごみ袋の原料となる資源米(非主食用米)の田植えが、新潟市南区の田んぼで盛大に実施されました。

この取り組みには、中原八一市長をはじめ、地元の市立潟東小学校の5年生約40名が参加。田植え機に乗り込み、飼料用の品種「新潟次郎」の田植えを体験しました。子どもたちは、実際に田植えを体験することで、食と環境の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。

なぜ地元米を使うのか?

新潟市が地元米を原料とした指定ごみ袋を導入した背景には、廃棄物削減と地域経済の活性化という2つの大きな目的があります。バイオマスプラスチックであるこのごみ袋は、従来のプラスチックごみ袋に比べて、化石資源の使用量を大幅に削減し、地球温暖化の抑制に貢献します。また、地元農家で栽培されたお米を使用することで、地域経済の活性化にも繋がります。

潟東小学校の子供たちの声

この日の田植え体験に参加した潟東小学校の山際なのはさん(5年)は、「田植え機に乗れて楽しかった!世界に優しいごみ袋ができるなんて、すごいなと思いました。」と喜びを語りました。子どもたちの笑顔が、この取り組みの未来への希望を象徴しています。

新潟市のサステナブルな未来へ

新潟市は、この「地元米からできた指定ごみ袋」の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。廃棄物処理における新たなモデルケースとして、全国から注目を集めるこの取り組みは、地域住民の環境意識を高め、未来世代へとより良い地球環境を引き継ぐための重要な一歩となるでしょう。

今後の展望

資源米の収穫後、収穫されたお米は精米され、指定ごみ袋の原料となるバイオマスプラスチックの製造に利用されます。新潟市は、今後もこの取り組みを継続し、より高品質で環境負荷の少ない指定ごみ袋の開発を目指していく予定です。

新潟市のこの革新的な取り組みは、私たち一人ひとりの行動が地球の未来に繋がっていることを改めて教えてくれます。地域社会と環境に貢献する、新潟市の取り組みに今後も注目していきましょう。

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