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瀬戸芸ツアー乗船船が火災!無事救助されるも、瀬戸内海の観光船事故に波紋

2025-05-16
瀬戸芸ツアー乗船船が火災!無事救助されるも、瀬戸内海の観光船事故に波紋
読売新聞

瀬戸内国際芸術祭「瀬戸芸」を巡るツアーに参加していた乗客ら25人が乗船する小型船「第二十七むくじ丸」で、16日午後5時40分頃、香川県高松市男木島沖の瀬戸内海で火災が発生しました。幸いにも、近くを航行していた漁船が迅速に救助活動を行い、乗客と乗員全員が無傷で救助されました。

事故発生と救助の経緯

船長からの通報を受け、高松海上保安部は直ちに救助活動を開始。瀬戸内海を航行中の漁船が、火災発生現場付近を発見し、乗客と乗員を安全な場所に避難させました。救助された乗客は、50歳代以上のツアー客21名と、同行していたガイド2名です。

船の概要とツアーについて

「第二十七むくじ丸」は、岡山県倉敷市に拠点を置く海運会社「六口丸海運」が所有する19トンの小型船です。今回のツアーは、瀬戸内国際芸術祭を目的としたもので、多くの観光客が芸術作品を鑑賞するために瀬戸内海の島々を巡っていました。

原因究明と今後の対策

高松海上保安部は、火災の原因を究明するため、詳細な調査を開始しました。船の電気系統や燃料タンクなど、考えられる原因を徹底的に調べ、再発防止策を講じる予定です。今回の事故を受け、瀬戸内海の観光船業界全体でも、安全対策の強化が求められています。

瀬戸内国際芸術祭への影響

今回の事故は、瀬戸内国際芸術祭の開催期間中ということもあり、今後の観光客の動向に影響を与える可能性があります。しかし、迅速な救助活動により、人的被害がなかったことは幸運でした。芸術祭の運営側は、安全対策を改めて見直し、安心して芸術作品を楽しめる環境づくりに努めていく方針です。

今回の事故は、瀬戸内海の美しい風景を求めて訪れる観光客にとって、大きな衝撃を与えました。しかし、関係者の迅速な対応により、不幸な事態は回避されました。今後は、より安全な観光環境を整備し、瀬戸内国際芸術祭を盛り上げていくことが重要です。

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