鳥取県で熱中症が猛威を振るう!倉吉市で心肺停止の男、砂丘でも観光客が…
2025-04-20
読売新聞
鳥取県で熱中症警戒アラート!倉吉市での痛ましい事故と、鳥取砂丘での観光客の体調不良
鳥取県では、記録的な暑さの中、熱中症による事故が相次いでいます。20日午前10時20分頃、倉吉市関金町で用水路の清掃作業中に、50代の男性が倒れるという痛ましい事故が発生しました。同僚が発見し119番通報、病院に搬送されたものの、心肺停止の状態という状況です。熱中症が疑われており、現在治療を受けています。
鳥取地方気象台によると、倉吉市では20日午前10時過ぎに、5月中旬並みの最高気温23℃を観測。例年よりもかなり早い段階で、このような暑さとなっています。厳しい暑さの中、作業中の熱中症は特に注意が必要です。
前日にも鳥取砂丘で観光客が体調不良
さらに、前日の19日にも、鳥取市の鳥取砂丘で観光中の30代の男性が、熱中症の疑いで救急搬送されるという事態が発生しています。砂丘という開けた場所では、日差しが強く、体感温度も高くなるため、こまめな水分補給や休憩が不可欠です。
熱中症予防の重要性
鳥取県では、今後も気温上昇が見込まれています。熱中症は、適切な対策を講じることで予防可能です。以下の点に注意し、熱中症から身を守りましょう。
- こまめな水分補給:喉が渇く前に、定期的に水分を補給しましょう。
- 適切な休憩:日陰で休憩し、体温の上昇を抑えましょう。
- 服装:通気性の良い、明るい色の服装を選びましょう。
- 暑さ指数に注意:暑さ指数を確認し、危険な場合は外出を控えましょう。
鳥取県内の皆様、くれぐれも熱中症対策を徹底し、安全に夏を過ごしてください。