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【懐かしの平成ケータイ】デザインに革命を起こした「INFOBAR」シリーズの魅力とは?

2025-05-21
【懐かしの平成ケータイ】デザインに革命を起こした「INFOBAR」シリーズの魅力とは?
集英社

2000年代前半、ケータイのデザインに一石を投じた「INFOBAR」シリーズ。その洗練されたデザインは、多くの人々を魅了し、携帯電話の歴史に新たなページを刻みました。初代モデルの発売から、スマートフォン版の登場まで、その魅力と進化の軌跡を紐解いていきましょう。

初代INFOBAR:4つの個性的なデザイン

2003年に発売された初代INFOBARは、従来のケータイとは一線を画す、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。赤、白、黒、シルバーの4つのカラーバリエーションで登場し、それぞれ異なる個性的なデザインが施されました。特に、角を丸くした形状や、細部にまでこだわったデザインは、当時のケータイとしては斬新なものでした。

グッドデザイン賞受賞とMoMA収蔵

その美しいデザインは、高く評価され、2003年には「グッドデザイン賞」を受賞。さらに、2006年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)にも収蔵されるという、前代未聞の快挙を成し遂げました。これは、ケータイ電話という身近な製品が、デザインの観点から芸術作品として認められたことを意味しており、INFOBARシリーズの価値を象徴する出来事と言えるでしょう。

INFOBAR2:曲線美を追求した後継モデル

2007年には、後継モデルとなる「INFOBAR2」が登場。初代モデルのデザインを踏襲しつつ、さらに曲線美を追求したデザインが特徴です。丸みを帯びたフォルムは、手に吸い付くような感覚をもたらし、より洗練された印象を与えます。このモデルもまた、多くの人々を魅了し、高い人気を博しました。

スマートフォン版の登場とシリーズの進化

その後、時代はスマートフォンへと移行していく中で、INFOBARシリーズもスマートフォン版が登場。ケータイとしての機能は失われましたが、その象徴的なデザインは健在で、スマートフォンとしても高い人気を誇りました。INFOBARシリーズは、ケータイからスマートフォンへと進化しながらも、そのデザイン哲学を貫き通し、時代を超えて愛されるシリーズとなりました。

INFOBARシリーズが持つ意味

INFOBARシリーズは、単なるケータイ電話ではありません。それは、デザインの可能性を追求し、人々の生活を豊かにする存在でした。その美しいデザインは、多くの人々にインスピレーションを与え、現代のデザインにも大きな影響を与えています。長きにわたって愛され続けるINFOBARシリーズは、ケータイ電話の歴史における重要な一ページとして、これからも語り継がれていくことでしょう。

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