尾鷲神社で茅の輪くぐり!下半期の健康祈願と厄払い - 家族みんなで願ってみよう
2025-07-01
伊勢新聞
尾鷲神社で夏越しの大祓式:茅の輪くぐりで下半期の健康を願う
三重県尾鷲市北浦町の尾鷲神社で、今年も夏越しの大祓式が執り行られました。この神事では、氏子の方々が直径2メートルの茅の輪をくぐり、上半期の穢れを祓い清め、下半期の健康と厄除けを祈願します。
茅の輪くぐりの由来と意義
この神事は、同神社の主祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)の故事に由来する、尾鷲神社ならではの伝統行事です。素戔嗚尊が穢れを祓ったという神話を元に、人々は茅の輪をくぐることで、心身を清め、新たな気持ちで下半期をスタートさせようと願います。
手作りされた茅の輪
神事の準備として、氏子の方々が28日、29日の両日間で茅の輪を制作しました。使用されたのは、尾鷲市南浦小原野に自生する貴重なチガヤ。円形に束ねられた茅の輪は、職人技が光る美しい仕上がりで、神聖な雰囲気を高めています。
境内の弓場での神事
神事当日には、境内の弓場で厳粛な儀式が執り行われました。氏子ら約200名が参列し、神職の祝詞(のりと)に耳を傾けながら、順番に茅の輪をくぐりました。茅の輪をくぐる際には、心の中で願望を込めることで、より効果的に穢れを祓い、健康を祈願することができます。
家族みんなで参加できるイベント
尾鷲神社の茅の輪くぐりは、地域の人々にとって大切な行事であると同時に、観光客にとっても魅力的な体験です。家族みんなで参加して、下半期の健康を祈願し、新たな気持ちでスタートさせませんか?
イベント情報
- 場所: 尾鷲神社 (三重県尾鷲市北浦町)
- 次回開催: 来年の夏頃 (要確認)
尾鷲神社の夏越しの大祓式は、地域文化に触れ、心身を清める貴重な機会です。ぜひ、次回の開催をお楽しみにください。