買い物ついでに健康チェック!看護師がイオンタウンで実施する「まちの保健室」が好評 - 血圧・骨密度測定で健康意識向上
2025-05-29

北羽新報社
県看護協会能代山本地区支部が主催する「まちの保健室」が、能代市鰄渕のイオンタウン能代にて開催され、地域住民の健康意識向上に貢献しています。看護師が、買い物ついでに立ち寄った住民の方々の血圧や骨密度を測定したり、健康に関する相談に応じたりすることで、健康管理の大切さを伝えています。
このイベントは、「看護の日」(5月12日)の記念事業として企画されました。能代山本医師会病院、能代厚生医療センター、ジェイコー秋田病院に勤務する看護師、保健師、助産師、そして秋田しらかみ看護学院の教員ら、約20名が参加。専門知識を活かし、住民の方々に質の高い健康サポートを提供しています。
イベント会場では、血圧、血管年齢、骨密度の測定に加え、健康相談のコーナーが設けられ、多くの買い物客が訪れ、各種測定を受けました。測定結果の説明や健康管理上の留意点、そして日頃の疑問など、様々な相談に丁寧に応じる様子が見られました。特に、骨密度測定は、将来的な骨粗鬆症予防の意識を高めるきっかけとなっています。
また、子どもたちがナース服を試着して写真撮影ができるスペースも設けられ、子どもから大人まで楽しめるイベントとして盛り上がりを見せました。健康チェックを通じて、家族みんなで健康について考える良い機会となっています。
「まちの保健室」は、地域住民が気軽に健康に関する情報を得られる貴重な場として、今後も継続的に開催される予定です。健康診断を敬遠する方や、日頃の健康管理について不安がある方にとって、気軽に相談できる場所として、大きな期待が寄せられています。
イベント詳細
- 主催:県看護協会能代山本地区支部
- 場所:イオンタウン能代
- 開催日:2024年5月24日
参加者:看護師、保健師、助産師、秋田しらかみ看護学院教員 約20名