TIPSLIFEHACKS

金融機関の屋上で清掃中に転落事故、作業員が命を落とす

岡山県高梁市で22日午前、金融機関の屋上で作業をしていた50代の男性が、屋上から約10メートル下の地面に転落し、死亡する痛ましい事故が発生しました。

倉敷市に住む防水工の男性（50歳）は、高梁市成羽町の金融機関の屋上で、床の水をモップを使って清掃作業を行っていました。午前9時頃、突然男性は屋上から10メートル下の地面へと転落。現場は騒然となりました。

救急隊が直ちに現場に駆けつけ、男性を病院へ搬送しましたが、搬送から約1時間後、残念ながら死亡が確認されました。警察は事故の真相を究明するため、現場検証を行っています。

事故発生時の状況

この日、男性は他の2名の作業員と共に防水作業を行っていました。清掃作業中に転落した原因については、現時点では明らかになっていません。関係者への事情聴取や、現場の状況を詳しく調査することで、事故原因の特定を目指しています。

安全対策の重要性

今回の事故は、高所での作業における安全対策の重要性を改めて浮き彫りにしました。高所作業を行う際には、ヘルメットや安全帯などの保護具の着用はもちろんのこと、作業手順の確認、周囲の状況への注意、そして危険予知訓練の徹底が不可欠です。今回の事故を教訓に、建設業界全体で安全意識を高め、同様の事故の再発防止に努める必要があります。

今後の捜査

警察は、現場周辺の状況を詳しく調査するとともに、目撃者への聞き込みを行うなど、事故の全容解明に全力を挙げて取り組んでいます。今後の捜査の進展が注目されます。