ADVERTISEMENT

トランプ大統領、プーチン氏と電話会談!「直接会うのはもううんざり」と本音こぼれ

2025-05-17
トランプ大統領、プーチン氏と電話会談!「直接会うのはもううんざり」と本音こぼれ
読売新聞

【ワシントン発】アメリカのトランプ大統領が、19日にロシアのプーチン大統領と電話会談を行うと発表しました。これは、トルコで行われたロシアとウクライナ間の和平交渉が難航し、成果を上げられない状況を受け、トランプ氏自らがプーチン大統領と直接対話することで、事態打開を図るというものです。

トランプ大統領は自身のSNSで、電話会談のテーマについて「ロシアとウクライナ兵による『虐殺』の停止と貿易だ」と明かしました。和平交渉の停滞に加え、人道的な問題も深刻化している現状への危機感を示していると言えるでしょう。

今回の電話会談は、米露首脳間の直接対話としては3月以来のこととなります。トルコでの和平交渉は、双方の主張の隔たりが大きく、具体的な合意に至っていません。特に、ウクライナ東部の紛争地域における停戦ラインの確保や、ロシアによるウクライナへの軍事支援の停止などが課題となっています。

トランプ大統領は、これまで何度もプーチン大統領と会談を行ってきましたが、その度に複雑な外交交渉に巻き込まれる経験をしてきました。今回のSNS投稿には、その疲労の色が滲み出ており、「他の人を会いに行かせるのはもう疲れた」という本音も垣間見えます。

電話会談では、和平交渉の具体的な進捗状況や、今後の外交戦略について議論されると予想されます。また、トランプ大統領は、ウクライナへの人道支援の必要性を訴え、ロシアに対して、紛争の早期解決に向けた具体的な行動を促す可能性があります。

今回の電話会談が、ウクライナ紛争の解決に向けた新たな一歩となるのか、世界中が注目しています。しかし、米露間の深い溝を埋めることは容易ではなく、今後の展開は不透明な状況が続くでしょう。

専門家は、今回の電話会談は、あくまで現状打破のための試みであり、劇的な変化は期待できないと見ています。しかし、トランプ大統領の積極的な関与は、紛争解決に向けた国際的な関心を高めるきっかけとなるかもしれません。

今後の米露関係、そしてウクライナ紛争の行方に、引き続き注目が集まります。

ADVERTISEMENT
おすすめ
おすすめ