ボクシング界に衝撃!日本ボクシングコミッション職員5人が手当不正受給か - 数百万円の巨額不正疑惑
2025-05-25
毎日新聞
ボクシング界を揺るがす不正疑惑
国内プロボクシングの統括機関である一般財団法人日本ボクシングコミッション(JBC)で、事務局の男性職員5名が、長年にわたり不正な手当受給を行っていた疑いが浮上しました。関係者への取材で明らかになったこの疑惑は、ボクシング界全体に衝撃を与えています。
不正の内容と総額
問題となっているのは、この5名が5年以上にわたり、職場のタイムカードを不正に操作し、休日出勤手当を水増ししていたというものです。タイムカードの操作により、実際には出勤していなかった日にも休日出勤手当が支払われていたとみられています。関係者によると、不正受給の総額は数百万円に及ぶ見込みであり、その規模の大きさも注目を集めています。
不正受給の背景
JBCの事務局には9名の職員がいますが、そのうちの半数にあたる5名が、土日や祝日に試合の前日計量に携わることを装い、不正に手当を受け取っていたとされています。計量業務は重要な任務ですが、その裏で不正が行われていた疑いが浮上し、JBCの組織運営に対する信頼も揺らいでいます。
JBCの対応と今後の展望
JBCは、この疑惑を受けて全容を調査しており、事実関係の解明と再発防止策の策定に取り組んでいます。不正が事実であれば、JBCの組織体制や内部管理体制の見直しが不可欠となるでしょう。今回の事件は、ボクシング界の透明性向上と健全な発展に向けた課題を浮き彫りにしました。
今後の注目点
今回の不正疑惑は、ボクシング界の信頼を損なう重大な問題です。JBCは、迅速かつ公正な調査を行い、再発防止策を徹底することで、ボクシング界のファンからの信頼を取り戻す必要があります。