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沖縄・嘉手納弾薬庫で自衛隊員が負傷!不発弾処理中に爆発事故、原因究明へ

2025-06-09
沖縄・嘉手納弾薬庫で自衛隊員が負傷!不発弾処理中に爆発事故、原因究明へ
朝日新聞

嘉手納弾薬庫で爆発事故:自衛隊員4名が軽傷、不発弾処理中に発生

沖縄県中部にある米軍嘉手納弾薬庫地区内で、9日午前11時15分ごろ、自衛隊員が作業中に不発弾を処理していた際に爆発事故が発生しました。この事故により、作業に従事していた自衛隊員4名が、指の火傷などの軽傷を負いましたが、命に別状はありませんでした。

事故現場と状況

事故現場となったのは、県が管理する不発弾一時保管庫です。嘉手納弾薬庫地区は、読谷村、嘉手納町、沖縄市にまたがり、米軍関係の車両が頻繁に出入りする場所です。事故発生時、現場付近には米軍関係車両が確認され、緊迫した状況がうかがえます。

防衛省の発表と今後の対応

防衛省関係者によると、事故の原因は現在調査中です。不発弾の種類の特定や、処理作業の手順、安全管理体制など、あらゆる側面から検証が行われる予定です。今回の事故を受け、防衛省は不発弾処理作業における安全対策の見直しを検討し、再発防止に努める方針を示しています。

嘉手納弾薬庫地区の概要

嘉手納弾薬庫地区は、米軍が所有する広大な敷地内に位置し、弾薬の保管や管理が行われています。この地区は、沖縄県にとって重要な戦略的拠点であると同時に、住民の安全に対する懸念も常に存在しています。今回の事故は、その安全管理体制の重要性を改めて浮き彫りにしました。

住民への影響と今後の見通し

今回の爆発事故は、近隣住民にも不安を与えています。防衛省や米軍は、事故の状況を住民に説明し、安全確保に努めるとしています。今後、事故原因の究明結果が公表され、再発防止策が講じられることが期待されます。また、嘉手納弾薬庫地区における安全管理体制の強化が、住民の安心につながるでしょう。

写真:事故が起きた米軍嘉手納弾薬庫地区。フェンス内には、米軍関係の車両が集まっていた。(2025年6月9日午後1時52分、沖縄県読谷村、金子和史撮影)

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