ポーランド大統領選、激戦の末決選投票!保守野党候補が僅差でリードか?速報と今後の展望
2025-06-02
ポーランド大統領選、決選投票で激しい攻防!
中欧のポーランドで1日、大統領選の決選投票が実施され、その結果に注目が集まっています。出口調査によると、EUに懐疑的な姿勢を示す野党・保守政党の支持する歴史家のラファウ・ナブロツキ氏(42歳)が、僅差でリードしていると報じられています。対する現職を目指す与党・中道政党のトラヤン・チャスコフスキ・ワルシャワ市長(53歳)は、僅差で追う展開となっています。
主要候補とその主張
今回の決選投票に臨む両候補は、それぞれ異なる政策を掲げています。ナブロツキ氏は、ポーランドの伝統や歴史的価値観を重視し、EUからの距離を置くことを訴えています。一方、チャスコフスキ市長は、EUとの協調関係を維持し、経済成長と社会福祉の向上を目指すという立場です。
焦点となる争点
今回の選挙戦では、EUとの関係、移民問題、国内経済などが主な争点となっています。特に、ポーランドとベラルーシの国境における不法移民の流入阻止は、国民の関心を集めており、両候補はそれぞれの対策を打ち出しています。ナブロツキ氏は、国境警備の強化などを主張し、チャスコフスキ市長は、国際社会との連携による解決を訴えています。
今後の展望
開票率98%という速報ではありますが、僅差であるため、最終結果はまだ不透明です。今後の開票状況に注目が集まるとともに、今回の選挙結果がポーランドの政治・経済にどのような影響を与えるのか、国際社会からもその動向が注視されています。ポーランドの未来を左右する重要な選挙、その行方に世界中が注目しています。
写真:国境フェンス
朝日新聞
(写真:ポーランドとベラルーシの国境で不法移民の流入阻止のために設けられたフェンス)